ベトナム観光地の人気ランキング&オススメ穴場12選|世界遺産とホーチミン旅行モデルコースも紹介
- Star Kitchen編集部
- 6 日前
- 読了時間: 11分

南国リゾートとして近年人気のベトナム。豊かな自然と壮大な世界遺産、日本より安価に楽しめるグルメやスパなど、その魅力は数えきれません。日本との時差がわずか2時間な点も嬉しいポイント。さらに、日本からベトナムの主要都市へ直行便が出ているので、5時間~6時間30分ほどでアクセスができます。
また流通しているベトナムドン(VND)は2025年6月現在100円=1万8,200vndとなっていて、屋台で食べる「バインミー」や「フォー」は大体100円で食べることができます。物価は日本より安いので、ちょっとリッチな旅を楽しむこともできちゃいます。今回はそんなベトナムのおすすめ観光スポットをはじめ、ホーチミン周辺のモデルコースやお土産の購入におすすめのお店まで詳しくご紹介します。ベトナム旅行を検討中の方必見です。
ここは押さえておきたい!ベトナムのおすすめ観光スポット

ベトナムを訪れるなら知っておきたい定番の観光スポットをご紹介します。エリアを絞らずベトナム全土を対象に選出しているので、気になったスポットが多いエリアを訪れてみてはいかがでしょうか。
Sông Mekong(メコン川)|クルーズも楽しめる!ベトナムの大自然を満喫

全長約4,000㎞と世界で12番目の長さを誇るメコン川。源流は中国のチベット地方にあり、ミャンマー・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムと6か国を跨いで流れていて、ベトナムのメコン デルタはメコン川の終着点となっています。そんなメコン川は観光スポットとしても人気があり、メコン川クルーズの拠点となっている都市Mỹ Tho(ミトー)には多くの観光客が訪れています。
メコン川と共に生活してきたミトーでは、川の上で市場を行う水上マーケットやカラフルな南国フルーツ、手作りのココナッツキャンディー工場など、よりディープなベトナムを体験することができます。メコン川クルーズやジャングルクルーズは、日本では見ることのできない景色をより間近に見ることができる穴場スポット。体験型のベトナム旅を楽しみたい方に特におすすめです。
Bưu điện trung tâm Sài Gòn(サイゴン中央郵便局)|フランス植民地時代に建てられた壮観な郵便局は未だ現役

ベトナムの歴史的建築物でありながら、未だに現役の郵便局として活躍している珍しい観光スポットサイゴン中央郵便局。ホーチミン1区の中心部に位置しているので、市内観光の合間に立ち寄りやすいスポットでもあります。フランス人建築家がコロニアル様式を用いて建築した建物は、フランス統治時代である1891年に完成。当時は白い外観でしたが、2015年に塗り替えが行われ現在の橙色となりました。
館内には無料で入ることができ、一歩足を踏み入れるとアーチ状の天井が印象的な広い内装が現れます。ベトナムの時代を感じる館内で、実際に家族や友達宛てにポストカードを送ったりお土産を買ったりと観光を楽しむことができます。無料でベトナムの歴史を体感できる名所です。
Múa rối nước(水上人形劇)|1000年以上の歴史を持つ芸術を鑑賞しよう
ベトナムに1000年以上の歴史を持つ伝統芸能「水上人形劇」をご存じですか?北部ハノイで収穫祈願として溜池などを舞台に誕生し、次第に王宮へ披露する演劇と昇華され現代にまで受け継がれてきました。
ハノイ(ロータス劇場もあります)ではタンロン水上人形劇が有名で、ホーチミンではロンヴァン水上人形劇が人気を誇っています。上映時間は約50分ほどで、チケットはどちらもツアーオプションでの参加かネットでの事前購入、現地購入で可能です。時間帯や日にちによっては当日購入できない場合があるので、必ず見たい方は事前購入がおすすめです。
Chợ Bến thành(ベンタイン市場)|現地人にも愛されるベトナムで一番大きな市場を体験

1914年に完成したベンタイン市場は、古くからホーチミン市民の生活を支えてきた歴史深いスポットであると共に、現在はベトナムのリアルな市場を体験できる人気の観光スポットとなっています。ベトナムのホーチミン1区に位置しているので、観光の合間のアクセスも抜群です。
広い敷地内には約2,000ものお店が入っていて、ベトナムの伝統衣装アオザイや刺繍バックやポーチ、食品など色々な商品が幅広く販売されています。ちょっとした軽食を楽しむこともできるので、観光しつつお土産を買いたい方やベトナムの市場に興味のある方は必見です。
Vịnh Hạ Long(ハロン湾)|朝昼晩異なった表情を楽しめる世界遺産

緑に覆われた2,000以上の様々な形の岩が壮大な景色を作り出すハロン湾は、数多くの映画のロケ地としても使われてきた定番スポット。1994年にはユネスコ世界遺産にも登録されています。訪れる時間帯や天候によって異なる表情を見せてくれる、何回訪れても飽きの来ないベトナム屈指のスポットです。
ハロン湾は、北部ハノイから車で約4時間程の場所にあります。ゆったりと自然を楽しみたい方はクルーズで、洞窟や鍾乳洞などを体験したい方はカヤックでの観光がおすすめ。送迎付きのツアーならより簡単にハロン湾を訪れることができます。観光地ランキングの常連スポット、定番ですが必見です。
Bà Nà Hills(バーナーヒルズ)|山頂に建設された中世ヨーロッパが舞台の人気テーマパーク

中部ダナンにあるBà Nà Hills(バーナーヒルズ)は、中世ヨーロッパの世界を舞台にした大型テーマパーク。2013年に開園し、ギネス記録を持つロープウェイやSNSで人気となったゴールデンブリッジ(神の手)など見どころ満載なスポットです。世代を問わず1日かけて楽しむことができます。
たくさんのアトラクションがありますが、中でも自分でスピード調整ができるアルペンコースターは小さなお子様から大人まで楽しめるおすすめのアトラクションです。バーナーヒルズはダナン市内から少し離れた場所に位置していますが、ツアーでの送迎・タクシー・Grab・民営バス(ダナン国際空港から直通)でアクセスすることができます。チケットなどの詳細は公式サイトをご参照ください。
Di tích Mỹ Sơn(ミーソン遺跡)|世界遺産にも登録された古代チャンパ王国の聖域
2世紀~11世紀に渡り繁栄したチャンパ王国が、信仰していたヒンドゥー教を祀るために4世紀に建設したDi tích Mỹ Sơn(ミーソン遺跡)。当時から神聖な場所として大切に守られてきました。1999年になるとユネスコ世界遺産にも登録され、多くの謎が残されているミーソン遺跡の調査は現在も続いています。まさに古代のロマンに溢れたスポットです。
ツアーやGrab、タクシーなどを利用して、中部ダナンやホイアンから車で約1時間30分ほどでアクセスできます。遺跡にはベトナム戦争時代に受けた弾痕も残されていて、古代からベトナムが辿った波乱の歴史を、よりリアルに感じることができるおすすめのスポットです。
Hội An(ホイアン)|ランタンが煌めくノスタルジックな港町

中部ダナンから車で約40分ほど離れた場所にある古都Hội An(ホイアン)は、街がたくさんのランタンで彩られるランタン祭りで知られています。古くは貿易の盛んな港町として栄え、日本人街が形成された当時に作られた日本橋(遠来橋)は現在も残っていて、人気の観光スポットとなっています。
世界遺産に登録されているホイアン旧市街をはじめ、たくさんのランタンが輝くナイトマーケットや「ホワイトローズ」「カオラウ」などホイアン独自のグルメも魅力のひとつ。ダナンからアクセスしやすいので、合わせて観光してみてはいかがでしょうか。
Huế(フエの建造物群)|ベトナム初の世界遺産!激動の歴史に触れる

150年続いたベトナム最後の王朝であるグエン朝が栄えた街Huế(フエ)。13代の皇帝たちがそれぞれの時代を築き、残した帝廟(ていびょう)は個性と信仰が色濃く反映されていて訪れる観光客を魅了しています。
フエの建造物群はフエ市内の中心部に点在していて、1カ所1~2時間ほどの所要時間で巡ることができます。作りこまれた帝廟は見ごたえ抜群なのでゆっくりと観覧したい方は、多めに時間を空けておくと安心です。中部ダナンから電車やタクシー、夜行バスなどでアクセスできますが、タクシーの場合移動時間は2時間30分ほどとなっています。
これなら効率よくベトナムを堪能できる!2泊3日のホーチミンモデルコースをご紹介

ベトナム南部の経済都市ホーチミンは、市内にたくさんの観光スポットが点在していて移動時間を気にすることなく存分に楽しめる都市。こちらではそんなホーチミンの2泊3日モデルコースをご紹介します。
1日目|見どころ満載なホーチミン市内をゆっくり観光

タンソンニャット空港に降り立ったら、タクシーやGrabを利用し街の中心部まで約30分ほど移動します。先ほどご紹介したサイゴン中央郵便局やベンタイン市場の周辺には徒歩でアクセスできる観光スポットやお店が多くあるので、周辺の街探索もおすすめです。
また、ピンクの外観が映えるNhà thờ Tân Đỉnh(タンディン教会)や49階の高さからホーチミンの街を一望できるSky Deck Sài Gòn(サイゴンスカイデッキ)も一押しスポットです。中でもサイゴンスカイデッキは近代的なベトナムを体感できるので気になった方はぜひ足を運んでみてください。歴史的建造物が多い中で、現代のベトナムを眺めることができます。
レトロなベトナムの雰囲気がおしゃれなカフェチェーンCong Ca Phe(コンカフェ)も外せない人気スポット!ホーチミン市内の17店舗はどれも個性があるので、人気高級チョコレート店のカフェMaison Marou(メゾン マルゥ)などと合わせて巡ってみるのもおすすめ。

ランチやディナーなら、日本人オーナーが経営するピザチェーンPizza 4P'sや記念日にも使えるおしゃれな店内で創作ベトナム料理が味わえるHoa Túc(ホア トゥック)が人気です。
2日目|少し足を伸ばしてベトナムの自然を満喫

2日目はホーチミン市内から少し足を伸ばして、Sông Mekong(メコン川)があるメコンデルタ地方に向かってみてはいかがでしょうか。ツアーを利用すると、拠点の街Mỹ Tho(ミトー)までの移動やメコン川クルーズをスムーズに楽しめるのでおすすめです。水上マーケットやメコン川の大自然を存分に体験できるメコン川クルーズは、リピーターもいるほどの人気のアクティビティなんです。
ベトナムの歴史に浸りたい方には、周辺に戦争記念公園もあるCửa hẹp(クチトンネル)がおすすめ。このスポットはベトナム戦争時、北西の街クチに作られた複雑な地下トンネル。トンネル内には今も戦火の跡を色濃く残しています。トラップや戦車など、戦争時代をリアルに感じられるスポットとなっています。こちらもツアーがおすすめ。
仏教がテーマの少し変わったテーマパークCông viên Suối Tiên(スイティエン公園)も一押しです。こちらはベトナム最大のテーマパークで、世界の有名なテーマパーク12選にも選出されたことがある実はメジャーなスポット。カオスな世界観の中で、約60種類のアトラクションやワニ釣り、プールなどを楽しむことができます。

もし滞在日数に余裕があるなら、フーコック島やニャチャンへ足を伸ばしてみるのもおすすめです。どちらもタンソンニャット(ホーチミン)空港から飛行機で約1時間ほどでアクセスできます。フーコック島は様々なアクティビティや観光スポットを巡りたい方、ニャチャンは美しい自然の中でゆっくりとビーチリゾートを楽しみたい方から人気があります。
3日目|水上人形劇を鑑賞!ホーチミン高島屋でお土産探しを楽しもう
ホーチミン旅行最終日となる3日目は、市内でベトナムの伝統芸能である水上人形劇を鑑賞してみませんか?ホーチミン市の中心付近にあるRồng Vàng múa rối trên nước(ロンヴァン水上人形劇)では高いクオリティの人形劇が毎日公演されています。ベトナム語で進行されますが、人形のコミカルな動作や民謡は言語を超えて楽しむことができます。
旅も終わりに近づきそろそろお土産を探す時間。ロンヴァン水上人形劇からタクシーで5分(徒歩16分)の場所にあるホーチミン高島屋なら、お土産に人気のYUGOC(ユーゴック)やMarou(マルゥ)、STAR KITCHEN(スター キッチン)などのブランドが勢ぞろい!天候も気にせずゆっくりとお買い物を楽しめるのでおすすめです。
どれがいいか迷ってしまう方や絶対に喜ばれるお土産を探している方、ホーチミン高島屋2024年ギフト・スイーツの部門で1位に輝いたSTAR KITCHENのお菓子はいかがでしょうか?ベトナム旅行のお土産に特化し、日本人が監修を務めたこちらの商品は旅行雑誌にも多数掲載されるほどの人気店。バラマキにも便利な個包装になっていて、バインミーラスクやエビ春巻きスナックなどベトナムを感じる独自のフレーバーも好評です。
日本人観光客に選ばれた定番ギフトスイーツ。お土産選びに迷ったら、ホーチミン高島屋の「スターキッチン」へ!

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